Asana が目指す働き方の未来: 組織のナビゲーションシステムをご紹介します

2020年7月14日
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See the future of work with Asana: Meet the navigation system for your organization article banner image

仕事の未来に対する私たちのビジョンを最初に紹介したのは 2 年前でした。早送りして今日を見てみると、タイムラインポートフォリオワークロードオートメーション、そして先日はゴールと、そのロードマップに沿って機能をリリースして来ました。日々のタスクを会社全体の目標につなぎ、見える化を実現する柔軟なシステムを組織に提供できたことを誇りに思います。

ですが、これはまだ第一歩にすぎません。 

Future of Asana (Asana の未来) イベントで、当社の製品ビジョンにおける次のチャプターをご紹介できたことを喜ばしく思っています。私たちは今後数年の間に、組織向けのナビゲーションシステムを開発します。自動運転車が人々を目的地に導くのと同じように、チームが今後の道のりについて最新情報を持ってミッションに向って前進していけるようサポートすることを、Asana はビジョンとして描いています。 

ここからは、Asana が実現する働き方の未来を覗いてみましょう。 

Huddles を使って会議のあり方を考え直す 

会議はチームの時間とエネルギーを最も消費する要素の 1 です。面倒なだけで生産性に欠ける会議は特にそうでしょう。 

今後、こういった会議に置き換わるのが、真新しい同期手段の Huddles です。

future of work: huddles

Huddles はすばやく情報共有するための機能です。Huddles には必ず目標と特定の議題項目があり、必要な時間だけ開かれるようになっています。バーチャルアシスタントがハドル (短いミーティング) をスケジュールし、ユーザーの代わりに議題を作成してくれるので、会議を順調に、脇道に逸れずに進めることができます。また、Huddles の使用中は、会話の内容が自動的に書き起こされ、アクションアイテムが割り当てられるので、次のステップと責任者が明確になります。

混乱を取り除く 

今日、私生活や仕事で使うツールはいつも私たちの生活に割り込んできます。人の注意を奪うことによって回っている今の経済において、混沌とした状況はごく一般的なことであり、通知が絶えないため、本当に大切な仕事にもなかなか集中できません。 

仕事の未来に対する当社のビジョンにおいて、Asana はこの混乱を取り除き、明瞭な世界に変えます。 

Future of work: focus mode

1 日のはじめに Asana にログインすると、使用している他のすべてのツールからタスクが集約され、会社の目標、チームのタイムライン、ならびに公私両方の優先度を基にそれぞれの優先順位が自動的に決定され、それが綺麗にリストアップされるとしたらどうでしょう。集中力を守るための機能があるおかげで、邪魔は取り除かれ、取り組んでいる仕事に関連するメッセージや更新情報だけを受信するように設定できるため、仕事で最高の成果を上げることができます。 

やりたい仕事と注意力のバランスを調整する

多くの人はタスクを一覧にしていますが、これらのタスクはカレンダーの中で場所を求めてせめぎあっています。その日に達成しようと意図する仕事と、会議など他のタスクが、時間の取り合いをしているのです。 

そこで、意図と注意力のバランスを調整するためにデザインされた Asana のバーチャルアシスタントの出番です。1 日の意図する仕事を設定すると、スケジュールが Asana でスマートに調整、整理されるので、タスクとカレンダーがほどよく釣り合います。 

あらゆるプロジェクトへの取り組みをサポートするワーフクローストア

グローバルマルチメディアキャンペーンの開始や、新製品の市場導入といった大きなプロジェクトを成功させるには、適切なワークフローが欠かせません。しかし、ワークフローを綿密に計画するには、時間だけでなく、業界特有のマネジメント経験と知識が必要で、現代のチームは計画を適切に作成できないことがよくあります。 

そこで、私たちは考えました。コンシューマー向けのアプリストアがあるなら、ボタンをクリックするだけでプロジェクトに合ったワークフローを選択できるチーム向けのワークフローストアがあってもいいのではないか?と。

Future of work: workflow store

仕事の未来を見通すビジョンの中で、私たちは、チームが新たなチャレンジに取り組むためのワークフローを見つけ、調整できるワークフローストアを Asana の中に直接構築することを予定しています。プロジェクトを開始するたびに一からやり直すのではなく、チームは業界のリーダーや世界中のサードパーティデベロッパーのベストプラクティスを活用できます。カーソルを合わせて、クリックするだけで仕事を開始できるようになります。

ステータスレポートを自動的に作成する

すべての組織が目標を設定しますが、その目標はスライド資料として共有されるだけで、日々の仕事に全く紐づけされないことがよくあります。結果、チームメンバーもリーダーも、それぞれの仕事がどのように戦略的な目標につながるのかがわからないという状況に陥ります。ですが、先日リリースしたゴールを使うことで、組織のメンバー全員が共通のミッションに対して足並みを揃えられるようになりました。 

また、将来的には、その共通のミッション達成に向けたメンバーの仕事の進捗状況をリアルタイムで確認できるよう、Asana のステータスレポートは実質的に独りでに書き上がるようになります。プロジェクトから取り込まれた仕事の情報を基に自動的に作成され、チームリーダーが情報を追いかけなくてもチームの仕事の状況を明確に確認できるというレポートがあれば、どれだけ便利でしょう。

仕事の未来を築く

この仕事の未来のビジョンを Asana 製品内で実現する日が待ち遠しくてたまりません。透明性を確保することは、通常の仕事環境でも大変なことですが、チームの働く場所や働き方が異例のかたちで変化する事態に対応しなければならない現在では、特に大変なことです。 

最終的に、私たちの原動力となるのは皆さんのミッションです。Asana は皆さんがよりスピーディにミッションを達成することをサポートするためにここにいます。そして私たちは、皆さんのチームが今までにないレベルの透明性、説明責任、アラインメントをもって活動できるよう、組織向けのナビゲーションシステムを構築できることを楽しみにしています。 

仕事の未来に向けて Asana が何を作り上げようとしているのか、https://asana.swoogo.com/futureofasana2020/about でご覧ください。

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